感謝ノートの体験談

―なおくん先生。感謝ノートの体験談はありますか?

 

「あるよ。そうだなぁ。4年〜5年くらい前の話をしようか。」

 

―わぁ!!ぜひお願いしますっ!!

 

「そんじゃ、軽くトピックスをまとめてみよう。

 

  1. 会社がつらすぎた
  2. 感謝ノートを書き始める
  3. 居心地がよくなる→円満退社

以上です。」

 

―それじゃあ、よろしくお願いします。

 

目次

 

感謝ノートの体験談

 

1.会社がつらすぎた

―サラリーマン時代のときのお話ですね。会社がつらかったんですか??

 

「そうなの。なんか、もうこんな仕事本当に嫌だっ!!って毎日のように思ってた。自分ばっかり嫌な仕事をやらされて。給料は仕事量に見合わないし。そしてなにより、こんな仕事は自分がやるべき仕事ではないと思っていた」

 

―わぁ。それはつらいですね。

 

2.感謝ノートを書き始める

 

「そう、それでもういろんな本を読んだりした。資格をとりまくったり、オンライン英会話をしたりして、自分の【市場価値】をあげようとしたり。」

 

―そのうちのひとつが【感謝ノート】だったんですね。

 

「そうだね。スピリチュアルの本とか自己啓発の本、ビジネス書など・・・どんな本を読んでも必ず【感謝の重要性】について書かれていることに気づいたんだ。ということは、感謝ってめちゃくちゃ大事なことだし、これさえやっとけば人生上手くいくことは間違いないかも・・って思ったんだ」

 

―たしかに、感謝して損をした話って聞いたことないですね。

 

「それからノートを用意して、朝起きてから書いて。会社に行く前に、マクドナルドでコーヒーを飲みながら感謝ノートを書いて。会社のお昼休みにカフェに入っては、感謝ノートを書いて。会社の帰りにもカフェに寄って、感謝ノートを書く。これをずーっと繰り返していたよ」

 

―わぁ、一日のありとあらゆるスキマ時間に感謝ノートを書いていたんですね。

 

「そうだね。だんだん書いているうちに、感謝ノートを書くことが気持ちよくなってきちゃってね。書かずにはいられないような体質になっちゃったww」

 

3.居心地がよくなる→円満退社

 

―それでなにか変化はありましたか??

 

「うん、自分の与えられた環境のいい面に自然と目を向けられるようになったんだ。それで仕事も、つらいはつらいんだけど、つらいなりに前向きに取り組めるようになった。」

 

―それはすごいですね

 

「それで、なにかで周りの人が助けてくれたときも、心からの気持ちで【ありがとう】が言えるようになったんだ」

 

―心からの気持ちで、ありがとう。

 

「そうそう。ついつい、ありがとう、ってうわべだけで言っちゃうじゃん」

 

―そうですね

 

「それが、ちゃんと心から言えるようになるの」

 

―わぁ

 

「そうすると、相手もわかってくれるんだよね。それで、だんだん人間関係も良くなってきて、居心地もよくなってきた」

 

―それで、仕事も快適になった、と。

 

「いや、快適ではなかったね。」

 

―え?

 

「感謝はもちろんしたうえで、やっぱり今の仕事は自分がやるべき仕事ではないと思ったんだよね。それで、上司に辞職の意を伝えた」

 

―おお、辞めることになったんですね

 

「うん、でもね、【もうこんな会社辞めてやる!!】って感じじゃなくて、ちゃんと会社に感謝の気持ちを持って辞めることが出来たのは大きいと思ってる」

 

―ああ、全然違いますね。

 

「周りからどう思われていたのかはわからないし。実際ほとんどの人が、ネガティブな思いを持って辞めていくと思われているから、まあそれは仕方ない。でも大事なのは、自分自身の気持ちなんだ」

 

―そうですね。

 

「それで、おかげで送別会には、ほとんどのメンバーが参加してくれたんだ。普段なかなかそういう場には顔を出さない人たちまで。本当に嬉しかったよ」

 

―それは、やっぱり感謝ノートを書いていたことも関係ありますか?

 

「大いに関係あると思ってる。やっぱり、コツコツ感謝ノートを書いていたことで、周りに感謝出来るようになったし、それが態度や行動でも示せるようになってきたから。その集大成として、最後に円満退社が出来たのだと思う」

 

―なるほど、すごくいい勉強になりました。

 

「そうかな。」

 

―私自身も、今の環境にちょっと不満があったのですが。

 

「そうなんだ」

 

―でも、なおくん先生に教えてもらったように、今の不満ではなく、現状に感謝出来ることを探してノートに書いてみようと思います。

 

「いいね。」

 

まとめ

しんどいときほど、感謝ノートを書いてみよう