感謝ノートにハマっていた頃を振り返る

―なおくん先生は、2017年頃にも【感謝ノート】にハマっていた時期があったそうですね。

 

「そうだね。もう4年くらい前になるんだね。あの頃は本当に、毎日のように感謝ノートを書きまくっていたんだよ。」

 

―その頃のノートって今もあったりするんですか。

 

「うん。あるよ。押入れの中にあったのを、引っ張り出してきた」

 

―わぁー!!!すごい。たくさんありますね。どのくらいのペースで書いていたんですか?

 

「だいたい1日に2ページくらいでしょ。そうすると1ヶ月に1冊のペースで消費していく感じ。1年で12冊だね」

 

―そんなに!! しかも全部手書きで書いているんですよね。すごい分量だと思います。

 

「書くことが好きなんだよね。それに、書けば書くほどに、書くことがどんどん湧き出してくるんだー」

 

―その時のノートを今になって読み返してみて気づいたことなどありましたか??

 

「そうだね。本当にすべてのことに感謝していたんだなぁーって思った。事実は同じでも解釈の仕方次第でどんなふうにでも世の中を捉えることができるんだなぁって、改めて過去の自分から教えてもらった気がする」

 

―解釈の仕方次第・・・ですね。

 

「うん。それで、世の中のあらゆることが【感謝メガネ】を通して見ることができるようになったからなのか、本当に不思議と運のいいこともよく起こるようになってね」

 

―たとえば、どんな運のいいことがありましたか?

 

「例えばね、カフェでふと【生演奏を聴きたいなぁ】って思ってたの。それで、カフェを出て歩いていたら、たまたま路上で、音楽大学の学生さんたちがジャズの生演奏をやっている場面に遭遇したの。」

 

―わぁ!!すごいシンクロですね。

 

「そう。その時間もすごいタイミングが良くて。カフェにいて、なんかふと【そろそろ店を出ようかな】って直感的に思って。それに従って店を出たところで、ちょうど演奏をしていたから。時間が違ったら出会うことができなかった」

 

―それもやっぱり感謝ノートを書いていたおかげなんでしょうか?

 

「うーん。まぁ、見方によっては【ただの偶然でしょ?】と捉えることもできるかもしれない。だけど、感謝ノートをつけていたから、その偶然を、偶然じゃなく自分が感じられて今も心に残っている。だからこそ、こうやってエピソードとして話ができるってことなんだと思う。だから、たぶん感謝ノートを書いていたおかげだと思うよ」

 

―本人の解釈なんですね。

今日も素敵なお話をありがとうございました。

 

「こちらこそありがとう。」