SF小説にハマっている話

Mary:ハイ、ナック。SF小説にハマっているらしいわね。

Nack:そうなんだ。先日図書館でH.G.ウェルズの『タイムマシン』というSF小説を借りたんだ。これがすごく面白い。

>>タイムマシン (岩波少年文庫)

Mary:へえ。今まではSF小説は読んだことなかったの?

Nack:うん。意識しては読んだことなかった。SF漫画とかは読むの好きだったけど。でもあまり「SF」かどうかは意識したことはなかったんだけどね。

Mary:そっかー。まぁでも「SF」の境界って曖昧だものね。

Nack:そうなんだよね。僕自身も漫画を書いているから。SFの要素を自分の作品にも取り入れたいと思ってね。研究も兼ねて読んでいるところもある。

Mary:なるほどー。自分の作品にSFの要素を取り入れるってすごいわね。

Nack:うん。SFってすごいよ。既存の科学的知識を使って、それに想像力を加えて、架空の物語を作っちゃうんだもん。

Mary:そう言われるとたしかにすごいわね。今だったら、5GとかVRとか、遺伝子工学とか、AIや人工知能・・・そういう技術を取り入れることができそうね。

Nack:ああ、いいね。今、現代ならではのSFも作ることができそう。

Mary:うんうん。あとは、ウィルスが人類にどのような影響を及ぼすか。これも昔に流行ったけれど、今はよりリアリティを持って感じられるかもしれないわね。

Nack:そうだね。このままウィルスがもっと広がったら、とか。逆に、それが解決していった社会とかね。AIやロボットが行き過ぎた社会とか。あとは「労働」という概念が社会から無くなったらどうなるか。そういうお話も興味あるんだよねー。

Mary:ナックは、そういう妄想をするのが好きだもんね。向いていると思うわ。SF作家。

Nack:うん。自分の書きたいことやっと見つけた気がする。現代の最新テクノロジーを使って社会問題を解決したいんだ。それでそれをまず僕が妄想して「物語」として提示する。それでリアリティをみんなに感じてもらう。そうしたら、それが少しは世の中の改善に役立つんじゃないかなって思う!!

Mary:わーー!!それめっちゃすごいじゃない。ナック。私それめちゃくちゃ読んでみたいわ。ナック、もっとテクノロジーとか、物理や生物学、化学を学んだらいいわ。

Nack:うん。今は世界史を学んでいるけど。たぶん、根源的にぼくは「創作」にそれを活かしたいなぁって思っていたのだと思う。古典的なSFももっと読んで勉強したい。