Mary:ハイ、ナック。スピーチの達人と呼ばれているそうね!!
Nack:やあメアリー。そうなんだ。ありがたいことにスピーチの達人って呼ばれているよ。
Mary:スティーブ・ジョブズの再来だ、とか?
Nack:あははは。それは恐れ多いなww でもジョブズのスピーチ映像は何度も、いや何十回も見させてもらって勉強したよ。
Mary:そうなのね。ナックのスピーチは本当に安定感があって聞きやすいもの。ユーモアもあるし、なにより聞いていて幸せな気持ちになるわ。
Nack:ありがとう。
Mary:具体的にどんな練習をしたのか教えてほしいわ。
Nack:そうだね。じゃあ今日は、スピーチの達人になるまでに練習したことについて話してみようか。
Mary:お願いします。
Nack:まず結論から言うと3つある。1つ目は音読の練習。2つめは一定のテンポで話す練習。3つ目は録音して自分の話を聞き直す練習。
Mary:まずは音読の練習ね。
Nack:そうだね。まずは書かれた文字を淡々と読むこと。これはなぜやるかというと、日本語力の基礎力アップ、あとは声を出すための筋トレみたいなもの。まずは音読をして声を出す『場数』を強制的に増やしたんだ。
Mary:なるほど、日本語の勉強にもなるし声のトレーニングにもなるわね。具体的にどんな本を使ったの?
Nack:どんな本でもいいと思うよ。小説でも、教科書でも、実用書やビジネス本でも。じぶんの興味ある内容であればいいと思う。僕は世界史の教科書を使って音読していた。
Mary:世界史の教科書?ww 世界史が好きだったの?
Nack:うん。個人的に世界史にハマっていたの。それで勉強ついでに音読もしていた。
Mary:すごい。それじゃあ、2つ目の「一定のテンポで話す練習」について教えてほしいわ。
Nack:これはメトロノームを使って、ゆっくりと一定のテンポで話すということだ。
Mary:メトロノームを使って音読練習をするの? おもしろいわね。
Nack:いいかい? 会話も音楽なんだよ。ということはテンポがあるんだ。
Mary:ええ。会話にテンポがあるなんて考えたこともなかったわ。
Nack:そうだよね。普通はそんなこと考えもしないよね。だからめっちゃ効果がある。なぜなら、誰もそんなこと気にもしないから、自分がそれをやれば圧倒的に優位になる。
Mary:なるほど。
Nack:ちなみにジョブズのスピーチもテンポが一定で聞きやすいと言われている。
Mary:わぁ、そうやって言われるとテンポ練習もやりたくなるわ。
Nack:そして・・・あ、もう時間だ。
Mary:じゃあまた続きは後ほど。