引き算の美学

Mary:ハイ、ナック。最近Twitterに夢中になっているそうね。

Nack:やあメアリー。そうなんだ。Twitterにハマってる。

Mary:どんなことをツイートしているの?

Nack:インフルエンサーが発信しているVoicyを自分なりに要約してツイートしている。

Mary:要約ツイートね。すごいわ。1日何ツイートくらいしているの?

Nack:平均4本くらい。多いときで10本くらい作ってる。

Mary:へぇすごいわねー。

Nack:結構楽しいよ。限られた文字数の中で要約するのがパズルみたいで。

Mary:ああ、なるほど。全部の内容は入れられないものね。

Nack:そうなんだ。ブログと違って、Twitterは140文字しか書けないからね。

Mary:引き算の美学ね。

Nack:うん。まさに引き算の美学。大事なことを一言だけ書く。余計なことは省く。

Mary:ナックはミニマリスト志向だし、わりとそういうのが向いているよね。

Nack:自分でも気づかなかったけど、たしかにぼくは引き算思考というか、シンプルなものが好きなんだ。

Mary:ええ。よく日本人は「引き算の美学」が好きだ、なんて言われるけど。生け花だったり、禅の思想、和歌、書道・・・などなど。余白や間を意識した芸術も盛んだものね。

Nack:そうだね。西洋が「足す」「盛る」だとしたら、日本は「引く」「省く」って感じかな。あえて書かないっていうのも大事。

Mary:ブログを書くときは注意したいわね。

Nack:ブログは何文字でも書けるからね。書きすぎないことも大事だね。