妄想☆未来インタビュー 2021/01/04

―ブログを書くときにネタがないときはどのようにされていましたか?

 

「ネタがなくてもとりあえず書き始めることです。

書き始めることによって、脳が起動してどんどん書きたいことを探してきてくれます。

それはまるで連想ゲームのような感じです」

 

―確かに、1つの話題から次の話題えとどんどん発展していくのはまさに連想ゲームのようですね。その方法は最初からわかっていたんでしょうか?

 

「最初は全然わかりませんでした。

毎日ブログを書くのにネタがなくて、ネタを探すのに必死でした。

ノートにたくさん文字を書いたり、散歩をして歩いてみたり、

アイディアのひらめき方と言うような本をたくさん読んでみたり

いろいろしてみました。」

 

―そうだったのですね。今ではたくさんアイデアを思い浮かぶ天才と言われていますけれどもそんな時代があったのですね。

 

「そうですね。いつもアイディアに悩んでいました。

それである時開き直って、キッチンタイマーをかけて、この時間内に何が何でも終わらせると言うふうに自分を疑似的に追い込んでみたんです。

 

ほら、だって締め切りとかあったら何が何でも終わらせるじゃないですか。

 

例えば、締め切りじゃなくても明日死んでしまうとか、そーゆー切羽詰まった状況になると人間てどうしてもやらざるをえなくなる。

 

それで、キッチンタイマーを使うことによってそういった状況を意図的に作り出すと言うことを試してみたんです。」

 

キッチンタイマー時間管理術ですね。脳科学者の茂木健一郎さんもよくキッチンタイマーを使っていることを発信されていますけれども、そのアイディアは独自のものだったんでしょうか?

 

「はいキッチンタイマーの時間管理術は、無意識的に自分で編み出したものだったと思います。

 

高校生ぐらいの頃に、洗い物をするために、冷蔵庫に貼ってあったキッチンタイマーをかけて、ゲーム感覚で洗い物を終わらせていたような気がします。そしてキッチンタイマーを使うことによって意外に作業がはかどったと言う記憶がとても強く残っていました。」

 

―それでは、ポモドーロテクニックとかそういった本に載っていたようなことを参考にしたわけではなくて、あくまでも自然発生的に自分で開発した方法だったんですね。

 

「そうですね。ポモドーロテクニックなどのテクニックはもちろん知っています。ただ、それは後から知った知識です。世の中に同じようにキッチンタイマーを使って時間管理をする人がいるということを知って、より自分の論に確信が持てるようになりました」

 

―今では、自分で自分の時間管理をすることが当たり前の世の中になっていますけれども当時はそうでもなかったそうですね。

 

「そうなんですよ。この時間管理法はあくまでフリーランスなどに向いている方法だと思います、会社員等には全く起きません。なぜなら会社員は、ほぼほぼ自分の裁量で時間管理をすることができないからです。会社の上司であるとか、そーゆーお客さんとか、外部の人に影響されて時間を操作されてしまうことが多いからです。

しかし、今この時代はフリーランスで生きることが当たり前になってきました。そこでこのような時間管理術が改めて注目されるようになったと思います。」

 

―なるほど。そのおかげでなおくんさんの最新の著書『最強の「時間」管理術』は、100万部を超えるベストセラーになったわけですね