―妄想日記の出版おめでとうございます
「ありがとうございます。気がついたらこんなことになっていました(笑)」
―当初はKindle出版で自分で書いていたそうですね。
「そうなんです。Kindle出版で、『妄想日記で夢を叶える方法』というタイトルで、出版しました。それが意外なほど売れてしまいまして(笑)」
―売れたのは意外だった?
「ええ。今までブログとかを書いたりしてもほとんど読まれなかったものでw。だからKindleで本を出しても、そんなに読まれないだろうなと思っていました。それでも自分のライティング力向上のためにやろうかなと思った位だったので」
―そんな初出版の本が、意外にも売れた理由は何だったのでしょうか?
「おそらくですが、僕の文章のわかりやすさにあったのではないかと思います。なぜかと言うと、TwitterやSNSでの感想を見てみるとほとんどの人が「とてもわかりやすかった」というような感想をシェアしてくれていたからです」
―確かに、本当にわかりやすい文章でした。何か秘訣はあるのですか?
「秘訣はたくさんありますが。あえて1つ言うのであれば、「接続詞」の使い方に注意をした点だと思います」
― 接続詞の使い方、ですか?
「そうです。接続詞の使い方です。接続詞っていうのは、「そして」とか「例えば」とか、「しかし」とか。そのような文章の冒頭につける言葉です。この接続詞があることによって、文章同士のつながりがなめらかになり、言っていることがより伝わりやすくなります」
― 文章には接続詞が大事と言うのは聞いた事はありますが、確かに普段なかなか意識して使った事はなかったかもしれません。
「それが普通の感覚だと思います。昨今はブログやSNS Twitterなどソーシャルメディアでの文章を見る機会が多くなりました。
その中ではなかなか接続詞を使うことがないし、読む立場としても接続詞を使う場面に出くわす事はほとんどありません。
なので、自然に接続詞を使うようになると言うのは非常に難しい環境になっていると思います。
だからこそ自分自身で接続詞を使う文章を見つけ、そして自分自身でも文章の中で積極的に接続詞を使う練習をする必要があると思います」
―非常に勉強になりました。そして今気付いたのですが、なおくん先生の話言葉自体にも接続詞がふんだんに盛り込まれているような気がしました(笑)