感謝の【積み上げ】をしよう

―なおくん先生、感謝ノートに夢中だそうですね。

 

「はい。昨日は43個もの感謝をノートに書き出しました!!笑」

 

―1日で43個も感謝することがあるんですか?!!ww

 

「毎日続けていると、”感謝神経”が磨かれてくるので、どんどん感謝することが見つかりやすくなるんですよ。なので、1日100個とかもできるようになると思います」

 

―1日100個って、すごいですね!!!1年で3万6千500個?!ww

 

「あははは。そうだね。」

 

―感謝をどんどん積み上げていく感じで、とても良いですね。

 

「そうだね。これを”感謝の積み上げ”と呼んでみようか笑」

 

―今日の積み上げ、みたいな感じでいいですねww

 

「感謝を積み上げれば積み上げるほどに、どんどん幸福になっていく。」

 

―やっぱり、これも毎日の継続が大事なんですね。

 

「もちろん。3万個もの感謝を1日で積み上げるのは、到底無理だよね。だからこそ、1日1個からでもいい。コツコツと積み上げていくことが大事だよ。」

 

―感謝の積み上げを継続するためのコツはありますか??

 

「2つあります。まずひとつ目は”小さく始める”こと。そして2つ目は気分のいい環境で感謝ノートを書くこと」

 

―小さく始めること、気分のいい環境で書くこと。。。

 

「そう。まずひとつめ、小さく始めること。これはめちゃくちゃ大事。」

 

―たとえば?

 

1日3つだけ感謝することを書く。それだけ。」

 

―おお、めちゃくちゃかんたんですね。以前、YouTubeで感謝ノートについての動画を見たんですけど。【1日最低10個は書きましょう】とか、【感謝する理由もしっかり書きましょう】みたいなことを言われていて、しんどそうだなぁって思っちゃいましたww」

 

「それはあるあるだね(笑)なんでこんなことが起こるかわかる?」

 

―どうしてなんですか?

 

「感謝ノートをすすめている人は、感謝ノートを書き慣れているから。それが当たり前だと思っちゃってるんだよ。最初は、そもそも感謝することが思いつくことすら難しいんだよ。」

 

―わかります。最初、感謝すること全く出てきませんでした。笑

 

「マラソンを走り慣れている人が、初心者に向かって”1日10キロくらい走れないやつは終わってる!”みたいなことを平気で言っちゃうようなもんなんだよ」

 

―ああ、そんなこと言われたらやる気なくなっちゃいますねw

 

「そうだね」

 

―そして、2つ目のコツが。ええと

 

「気分のいい環境で感謝ノートを書くこと。」

 

―気分のいい環境というと??

 

「たとえば、自分のお気に入りのノートを用意するとか。大好きな万年筆で書くとか。心地のいいカフェで書くとか。感謝ノートを書くときの”気分の良さ”を意識するとより良いよ」

 

―どうしてですか??

 

「感謝ノートってのは、波動を上げるために書くものでもある。だから、より波動の上がりやすい環境を揃えることによって、さらに効果的に波動が上がるよね。」

 

―それによって、よりよい現実が引き寄せられるということですね!!!

 

「そうそう。ようやく引き寄せの法則についてわかってきたね。」

 

―はい、少しずつ勉強中ですが、なおくん先生のおかげで、日々理解が深まっています。いつもありがとうございます。

 

「こちらこそ、ありがとう」

感謝ノートを人に勧めてみた話

―なおくん先生、ついに人に【感謝ノート】をオススメしちゃったんですか??!笑

 

「うんwww」

 

―で、結果は??

 

「成功だね!! 1週間書いてくれたよ」

 

―わぁーーー!!!すごい。

 

「見た目にも、すごく良い変化が現れていて、こちらもすごいびっくりしたんだー」

 

―いいですねー。感謝って、やっぱり波動を上げる上でもすごく大事なことですもんね。

 

「そうなんだけどね。でも、今回ボクが感謝ノートをすすめた人は、そういう話とか全く知らない人だったんだよね」

 

―え? いわゆる、自己啓発やスピリチュアルなどの話が、一切わからないという方?

 

「そうそう。だから、専門用語とかも一切使えないの。そういう制約がある中で、いかに感謝ノートが素晴らしいか・・・ということを伝えるのには本当に苦労したよ」

 

―すごい!! 具体的にどのようなアプローチをしたんですか??

 

「端的にいうと、【物事の見方を変える訓練をしよう】というアプローチをした」

 

―物事の見方を変える訓練??

 

「そう。その人は、いつも世の中や自分に対して無意識に【ネガティブ】な見方をしてしまう傾向があったんだ。職場の上司がどうしようもない、自分は恵まれていない境遇である、あいつの態度がどーのこーの・・・など。」

 

―わぁー。本人も無自覚なんでしょうね??

 

「そうだったね。なので、一旦本人に、現状についての思いを全部吐き出してもらって。それが【ネガティブな】ものの見方であることを、認識してもらったの」

 

―なるほど。まずは、現状を本人に自覚してもらうと。

 

「そうそう。それで、それぞれの現象に対して、ポジティブな側面を提示する。これを【リフレーミング】というんだけど。物事の見方、捉え方を変える訓練だね」

 

―コップに半分の水があるときに、「もう半分しかない」と「まだ半分もある」と捉える、みたいなことですよね。

 

「うん、よく知っているね。そんな感じで、現実にある事象を、自分がどう捉えているのかを客観的に観察して、それをもっと肯定的に捉えることは出来ないか・・・ということをやっていた」

 

―それで、感謝ノートにつながっていったんですか??

 

「そうだね。それで、物事の良い面を見つける癖をつける、ために。1日3つ【ありがたいなぁと思うこと】をノートに書くこと。これをまず1週間続けてみよう。ということを提案してみたの」

 

―おおっ!!!それで、本当にやってくれたんですね。

 

「そう、まさか本当にやってくれるとは思わなくって、ぼくもびっくりしたよ」

 

―すごーーーいっ!!! 人にすすめるのって、すごく勇気がいるし、それをやってくれることも、またすごい嬉しいですね。

 

「そうなんだよね。めっちゃ嬉しかったよー」

 

―あ、もう時間です。

きょうも素敵なお話をありがとうございました。

ザ・シークレットを再び見直す

ザ・シークレットって、あの【引き寄せの法則】について紹介している映画(ドキュメンタリー?)ですよね??

 

「そうそう。以前にも何度も見たことあったんだけどさ。ふと、久しぶりに見てみたいなぁって思って。YouTubeで検索したら、ありがたいことに見つかった」

 

―どうして急に見ようと思ったんですか?

 

「このところ感謝ノートを書いているじゃない? それで、すごくいい気分になってさー。過去のノート(2017〜18)を読み返したら、あの頃はめちゃくちゃ引き寄せの法則にハマってたなぁと思いだして。そのときの気持ちをもう一度取り戻したくて、引き寄せの原点でもある【ザ・シークレット】を見直そうと思ったの」

 

―見直してみて、気づいたことなどありましたか?

 

「4年くらい経って、やっぱり全然違って見える。具体的には、やっぱり今は【感謝すること】が大事ということを思っているから、その部分にフォーカスをして見ることができるね。ザ・シークレットの中でも感謝の重要性については、触れられているんだけど、あの頃はそこまで重要だとは気づくことができなかった」

 

ザ・シークレットで【引き寄せ難民】になってしまった人もいましたもんね笑

 

「そうだね。ザ・シークレットは決して間違ったことは言っていないんだけど、今思えば誤解されやすい内容でもあったのだと思う。【巨富を得ること】や【美女と結婚する】とか【高級車をゲットする】などの、いわゆる「アメリカ的な資本主義的価値観」にもとづく、わかりやすい【成功】こそが【幸せ】であるかというような、錯覚を与えてしまったこと。これが、この映画のすごく残念なところのひとつだね」

 

―たしかに、億万長者になることや、美女との結婚、高級車、だけが幸せというわけではないですもんね。

 

「うん。もちろん、ザ・シークレットでは、そのようなことは言ってないんだけど。どうしても、その映画を見ていると、そんなふうに思ってしまうんだよね。」

 

―なるほど。見る人のレベルや、状態によって、同じ作品でも違った見え方になるんですね。

 

「今このタイミングで、再度見れたことはすごくよかったよ」

 

―なんどでも見返すことができる良作ですね。

 

「うん。ザ・シークレットについていろいろ言っちゃったけど。引き寄せの法則について、非常にわかりやすくコンパクトな映像作品にまとめてくれたことは、ただただ感謝しかない」

 

―そうですね。今日も素敵なお話をありがとうございました。

 

「こちらこそ、ありがとう」

 

感謝ノートにハマっていた頃を振り返る

―なおくん先生は、2017年頃にも【感謝ノート】にハマっていた時期があったそうですね。

 

「そうだね。もう4年くらい前になるんだね。あの頃は本当に、毎日のように感謝ノートを書きまくっていたんだよ。」

 

―その頃のノートって今もあったりするんですか。

 

「うん。あるよ。押入れの中にあったのを、引っ張り出してきた」

 

―わぁー!!!すごい。たくさんありますね。どのくらいのペースで書いていたんですか?

 

「だいたい1日に2ページくらいでしょ。そうすると1ヶ月に1冊のペースで消費していく感じ。1年で12冊だね」

 

―そんなに!! しかも全部手書きで書いているんですよね。すごい分量だと思います。

 

「書くことが好きなんだよね。それに、書けば書くほどに、書くことがどんどん湧き出してくるんだー」

 

―その時のノートを今になって読み返してみて気づいたことなどありましたか??

 

「そうだね。本当にすべてのことに感謝していたんだなぁーって思った。事実は同じでも解釈の仕方次第でどんなふうにでも世の中を捉えることができるんだなぁって、改めて過去の自分から教えてもらった気がする」

 

―解釈の仕方次第・・・ですね。

 

「うん。それで、世の中のあらゆることが【感謝メガネ】を通して見ることができるようになったからなのか、本当に不思議と運のいいこともよく起こるようになってね」

 

―たとえば、どんな運のいいことがありましたか?

 

「例えばね、カフェでふと【生演奏を聴きたいなぁ】って思ってたの。それで、カフェを出て歩いていたら、たまたま路上で、音楽大学の学生さんたちがジャズの生演奏をやっている場面に遭遇したの。」

 

―わぁ!!すごいシンクロですね。

 

「そう。その時間もすごいタイミングが良くて。カフェにいて、なんかふと【そろそろ店を出ようかな】って直感的に思って。それに従って店を出たところで、ちょうど演奏をしていたから。時間が違ったら出会うことができなかった」

 

―それもやっぱり感謝ノートを書いていたおかげなんでしょうか?

 

「うーん。まぁ、見方によっては【ただの偶然でしょ?】と捉えることもできるかもしれない。だけど、感謝ノートをつけていたから、その偶然を、偶然じゃなく自分が感じられて今も心に残っている。だからこそ、こうやってエピソードとして話ができるってことなんだと思う。だから、たぶん感謝ノートを書いていたおかげだと思うよ」

 

―本人の解釈なんですね。

今日も素敵なお話をありがとうございました。

 

「こちらこそありがとう。」

足るを知る

―なおくん先生、感謝ノートに夢中だとか?笑

 

「うん、感謝ノート書くのが楽しくって楽しくって。書けば書くほど感謝することが見つかるんだよね」

 

―感謝ノートを書いていて一番大きな気付きはどんなことでしょうか?

 

「うーん・・・ベタだけどさ。すでに満たされているということに気づけたことかな。いわゆる【足るを知る】ということだね」

 

―足るを知る・・・ですか。

 

「そう。吾唯足るを知る。すでにもうぼくらは満たされすぎているくらいに豊かなんだってこと。たとえば、きれいな水が出てくること。これも当たり前じゃないよね」

 

―水道をひねれば、きれいな水が出てきますけど。

 

「そうなんだけどさ、この水道設備だって、何百年もの歴史があって今の形になっているわけ。それに、日本のように当たり前に飲める水が出てくる国なんてそうそうないらしいよ。汚い水が出てくるような地域もあるだろうし。そもそも、水がなくて困っているような国の人もいるかもしれない・・」

 

―そう考えたらたしかに、水道から水が出ることって当たり前じゃないかも

 

「ね? めっちゃありがたいでしょ。ありがたいってのは、有り難いと書く。つまり、有ることが難しい。そのくらい奇跡的なことなんだよ。ってことなんだ」

 

―へぇ。ありがとう、ってなにげなく使いますが、そんな意味もあったのですね!

 

「そうなんだよ。今は水道の例だけど、水道ひとつだけでもこんなにありがたいと思えるポイントがあるんだよ。ほかにももっといろんなことがあると思うよ」

 

―そうですねー!!この【はてなブログ】もそうかも。

 

「そうだね。当たり前に使わせてもらっているはてなブログも、めっちゃありがたいよね。無料でブログを書くサービスを使わせてもらっている。そして、何文字でも、何記事でも書くことができる。それを世界中に発信できる。書いた瞬間に、たくさんの人に見てもらえる。資格とかなく、平等に誰もが書くことができる・・・めっちゃありがたいよね」

 

―わぁ!!!たしかに。ブログで自己表現できるって、めっっちゃ恵まれていることなんですね。

 

「そうだよ。昔はそもそも紙すら手に入らない時代もあった。そして、教育が受けられず文字の読み書きが出来ない人も多くいる時代もあった。もしかしたら、いまだに文字の読み書きが出来ない人のいる国もあるかもしれない」

 

―そっか。考えを文字にして残せるということ、それ自体がもう、めちゃくちゃありがたいことなんですね。

 

「あはは。そうなんだよ。」

 

―こうやって考えると、きりがないくらいに、日常にありがたいことがあふれていることに気づかされます。

 

「マジ、感謝沼にハマるとやばいよww もう、こんだけ満たされているんだから、これ以上なにを望むの?って気持ちになる。」

 

―豊かな気持ちになります。ありがとうございます。