ブログを書く理由は「言語化能力」を高めるため

今日、永田カビさんのコミックエッセイを読んだ。*1言語化能力の高さ、その表現力がすごすぎて、羨ましさというか嫉妬というか・・・なんともいえない感情が湧いた。益田ミリさんの漫画を読んで思っていたことが、永田カビさんの漫画を読んでやっとわかった。ぼくは「言語化能力が高い人」にめっちゃ憧れているんだってこと。自分の中にあるモヤモヤした感情だとか、よくある理不尽な事象をうまく言語化して表現できる人にめちゃくちゃ憧れている。それで、自分もそういう表現が出来るようになりたい!!!って渇望している。だから、それがめちゃくちゃ上手い人に憧れているんだ。今回それが明確化できた。これだけで人生がスッキリした。だいぶスッキリした。ぼくが言語化力の高い人に憧れた原点は、ダウンタウン松本人志さんだったと思う。これは、当時はそんなふうには思っていなかったけれど。彼の著書である『遺書』*2を最初に読んだときは衝撃だった。自分がなんとなく思っていること、ふわっと思っていたことをハッキリと言葉にしてくれたような気がして。嬉しかったような気もするし。何度も何度も読み返した。それからダウンタウンのコントやフリートークなどにもめちゃめちゃハマった。あとは、言語化能力の高い人といえば。小説家とかの作家さんね。村上春樹の『風の歌を聴け*3も好きだった。特に冒頭の文章。あの力強さ。すごいよね。文章で自分のもやもやを表現できる作家さん。かっこいいよね。作家さんといえば、水野敬也さんも好き。かれの作品は「夢をかなえるゾウ」が有名だけど、ぼくは『ウケる技術*4』という本が一番好きなんです。ウケるということを言語化・ノウハウ化して一冊の本にまとめた本。ぼくはこの本に書かれていることを実際に試して、かなりコミュニケーションが上手くなったと思う。本当に人生がよくなった。実践的なマニュアル本だったと思う。あとは、浅見帆帆子さんの『あなたは絶対!運がいい*5』という本もすごい。スピリチュアル本の、今につながるライトな感じのスピ本の草分け的な本だったんじゃないかなぁって思う。この本もすごく言語化能力が高い。どんな分野でも、結局のところぼくが欲していたのは言語化能力の高さ。言語化能力を鍛えるためにぼくが一番役に立ったというか、お世話になったのは岡田斗司夫さんの『スマートノート*6』というメソッドです。ノート見開き2ページに、毎日思ったこと感じたことをひたすら書きなさいっていう、ざっくりいうとそんな感じのノート術です。これを10年近く続けた。その後は、スマートノートは一旦辞めて、マインドマップ*7でノートをとるようになった。マインドマップは、思考を論理的・構造化するのに役立った。今も基本的には、ノートで思考をまとめるときにはマインドマップを使っている。マインドマップは、最近わりとメジャーな思考術として認められてきているような気がする。