妄想☆未来脚本 2020/11/05

「おっ!今日も入金されとる!」

銀行の預金残高を見ると、

3645万6850円が入金されていた。

 

「ありがたいなぁ〜」

思わずひとりごとをつぶやく。

 

☆☆☆

ギュイイイイン〜

 

爆音のギターサウンドが轟く。

暗い地下のライブハウス。

スタッフの女の子たちは、

憧れと驚きの表情でこちらを見ている。

 

「えっ!エフェクター使わずに

そんな音が出せるんすか?!」

 

若手エンジニアがびっくりして

話しかけてきた。

 

「うん。ピッキングを極めれば

ピッキングだけで色んな音が出せるよ」

 

「おお〜!すごいっす!!」

 

まるで、しゃべるように自由に

サウンドを奏でるギター。

 

「ギターを弾くために

生まれてきた感じですね!笑」

 

と言われた。😋

 

いつのまにかぼくは、

ギターがめちゃくちゃ上手い人、

というキャラになっていた。

 

ほんとにあっという間だった。

一気にステージが変わってしまった。

憧れのあの人になってしまった。

 

☆☆☆

ライブハウスでギターを弾く。

メンバーとの息もぴったり!!

 

あぁ!!めっちゃ楽しいー!!

 

 

「わぁぁぁあ!!」

 

 

大きな拍手と歓声が。

 

 

「いええい!!バベル!!

みんなげんきかい!!」

 

「げんきーーー!!」

 

 

「ええー、今日は

新曲を持ってきました」

 

「おお〜お!!」

 

 

ジャジャッジャ、ジャカッ!!

 

ライブハウスに響き渡るギターリフ。

スポットライトを浴びるぼく。

そして