【考#86】1冊の本から4~5本のブログ記事を生産することで得られる3つのメリット
イケダハヤトさんの本『武器としての書く技術』の中にこのような記述がありました。
「部分的引用+自分の感想」というフォーマットは実に便利で、一冊の本から4~5本のブログ記事を生産することも簡単です。引用元:武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/03
- メディア: 単行本
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読んだ本の一部を引用して、それに自分の感想を書き加えてブログ記事を作るというのはいいですね。自分の教養にもなりそうですし。
では、この本からいくつか引用をさせていただいて、1冊の本から4~5本のブログ記事を生産することで得られる3つのメリットについて話したいと思います。
1冊の本から4~5本のブログ記事を生産することで得られる3つのメリット
- 自分自身の読書メモになる
- 記憶力が高まる
- 趣味との両立
1.自分自身の読書メモになる
ぼくは面白かった本の内容を、読書メモという形でブログに書き残しています。書評というほどしっかりした記事ではなく、「これは面白い」と思った書中のセンテンスを、一字一句そのままメモとして残しています。昨年の4月ごろから習慣化し、今では300冊以上の本の読書メモが、自分のブログにたまっています。引用元:武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
本って読んだときは賢くなったような気がすると、メモなどにとらないとすぐ忘れてしまうんですよね。ブログをメモ代わりにすれば「記事も増える」し、「読んでくれた人の役にも立つ」し、「自分自身の勉強にもなる」しで一石三鳥ですね。
さらに、こんな風に続いています。
この過去記事たちは、文章を執筆する際に役立つデータベースとして機能しています。文章を書いていると、「あのとき読んだあの本に、今書いているテーマと関連する話が載ってたな。なんて書いてあったんだっけ」と、昔読んだ本を参照したくなることがあります。このとき、読書メモを残しておけば、ブログの検索機能を使ってすぐに昔読んだ本の情報にアクセスすることができるのです。引用元:武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
ブログそのものが、自分自身のデータベースとして活用出きるということですね。これはまた、自分だけではなく検索で来てくれる人のデータベースにもなりますね。大げさに言えば、人類の共有財産を作っているような?!
2.記憶力が高まる
書く習慣のメリットとして「記憶力が高まる」ということがあります。気になったニュースについての意見、面白かった本の感想、楽しかった対話の内容、仕事での失敗と改善策……こうした情報を自分の中で言語化し、ブログに書き残しておくことであなたの記憶力は高まっていくのです。引用元:武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
そうですねー。日記とかもそうですけれど、毎日の中で起こる出来事とか考えたことって記録しておかないとすぐに忘れてしまいます。ブログを書くことは記憶力を高めるためにも良いんですね。そして本に書いてあることを引用すれば、本の内容も自分の記憶にも残りますね。
脳科学者の池谷裕二さんは(中略)「入力の仕方は関係なく、出力する機会が多い方が記憶は定着すると考えられます。人に話すという行為は、まさに出力そのものです。覚えたい知識があれば、資料を何度も読み返すより、それを職場で話してみるとよいでしょう。その方が、ずっと記憶として定着します」と語っています。引用元:武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
インプットよりもアウトプットの機会を増やした方が、記憶に定着するということらしいです。本をただ読むだけではなく、それをアウトプットする習慣をつければより記憶に定着するということです。
3.趣味との両立
私は個人的に読書が趣味です。しかし今まではザルのように知識が流れてしまい、読んでいる量のわりには自分の知識として定着している実感がありませんでした。
この方法を試してみることで、自分の趣味と両立して続けることができそうです。
年間に100冊以上は読むので、その1冊ごとに5本の記事を作ることが出来ればそれだけで500本の記事を作ることが出来てしまいますね。
まとめ
気に入った本の「部分的引用+自分の感想」で記事を書けば、いいことがたくさんです。