【考#104】同じ話を何度してもいいのか問題
ブログをたくさん書いているとついつい「同じ話」をしてしまうことがあります。ブログに書く記事は毎回新しいものである必要はあるのでしょうか。今回はブログにおける「同じ話を何度してもいいのか」という問題について考えてみたいと思います。
ミュージシャンは同じ曲を何回でもやってるのに、ブロガーは同じネタを何度も書くのははダメなの?!
- お笑い芸人は同じ話を何度もする?!
- 講演やセミナー講師も同じ話を何度も練習する
- 「鉄板ネタ」にするために話を育てよう
1.お笑い芸人は同じ話を何度もする?!
漫才というのは台本があって、同じネタを何度も何度も舞台で演じて「間」や「タイミング」だったり「言葉遣い」なんかを調整してネタを磨きあげていくという話を聞いたことがあります。また、フリートークなども飲み会で後輩などに話してみたり、ライブで何度か話してみたりしながら話に磨きをかけていくといいます。
つまり、アドリブでいきなり話をしているように見えるネタも実はそれまでに何度も何度も繰り返し話をして磨きあげたネタなのです。何度も話すことによって、相手のリアクションなどを確認しているから、確実に笑いをとることが出来るのだと思います。
2.講演やセミナー講師も同じ話を何度も練習する
同じように講演やセミナーの講師も同じ話を何度もしていると思います。1回だけではなかなか話がうまく出来なくても、同じ話を何度も人前ですることによって、だんだん話がまとまってきて話し方も磨かれていくのです。
つまり、練習というよりかは本番を何度も行うこと。実際に人前に立って話すことそのものが話を磨くための「練習」になっているといえます。よく「場数を踏むことで実力がつく」といいますが、それに近いことだと思います。
3.「鉄板ネタ」にするために話を育てよう
このように考えると、ブログで記事を書くということに関しても実は同じ話を何度書いてもいいのではないかと思いました。極端にいえば、昨日と同じ記事を、また書いてもいいと思います。
コピペではなくって、同じ話題を1から記事で書くのです。そうすることによって、話のもっていき方であったり構成の仕方、画像の選び方なんかが、昨日より微妙に違ってきます。
それを繰り返すことによって、記事のクオリティがより上がってくるでしょう。これはまさに、漫才師が同じネタを舞台で何度もやってみながら、少しずつ言い回しを変えてみたりするというようなニュアンスに近いでしょう。
ただ、お客さんの反応がダイレクトにみれないので、ブログの場合はまた少し違いますが、ブログだからといって、毎回新しい記事を書くという必要はないかもしれません。自分の鉄板ネタを作るために、ブログを「舞台」ととらえて何度も同じ話をしてみるのもアリかと思います。
有名な芸人は何十年も同じネタを、バンドは何十年も同じ曲をやり続ける。有名な飲食店は何十年も同じ料理を作り続ける。何年も同じことを繰り返すほどに熟練し、周囲に認知され、技も研ぎ澄まされて行く。引用元:同じことを繰り返す - 意識少し高い系日記
芸人は同じネタを何度もやるし、バンドは同じ曲を何度もやる、飲食店は同じ料理を何度も作り続ける・・・たしかに!!
だったら、ブロガーも同じネタを何度書いてもよいのではないでしょうか。
まとめ
同じネタを書き続けてもいいのです!!