私はかなり文章好きでそれこそ「文章術」の本は数え切れないくらいに読んできた。書店で文章術の本を見かければ立ち読みをし、図書館では文章の書き方などの本を数冊借りては読み、そんな生活を何年も続けてきた。
しかし、いっこうに文章はうまくならなかった。上手くなった気になっているだけで、ノウハウはたくさん知っているのにそれが実践に全く生かせていないのだ。いわばただのノウハウコレクターになってしまっていた。
ここで今たくさん記事を書いていて少しずつ、そのノウハウが消化出来ているように思う。文章の構成や、細かい文章の決まり事、などなど頭ではわかっているつもりのことでも実際に書きながら気をつけていくというのはかなり難しいことに今更ながら気づいた。
結局のところ「実践」が大事なのだ。なにをいまさらと思うかもしれない。しかし、改めてブログ記事をこれだけ書いてきて思ったので書いてみたいと思う。
ノウハウコレクターになることによるデメリットとは?
- 批評するだけのヤツになってしまう
- 失敗が怖くなってしまう
- プライドだけが高くなってしまう
1.批評するだけのヤツになってしまう
下手に知識だけがあると、他人のアラがよく見えるようになってしまう。自分ではなにもしないくせに他人の文句ばかり言う人がよくいます。そういう人はまさにノウハウコレクターなのかもしれない。他人のアラばかり指摘するくせに、自分では案外なにもできなかったりするのだ。
2.失敗が怖くなってしまう
中途半端に知識があると、自分の実力のなさを露呈したくがないためになかなか実践が出来なくなってしまう。本来は失敗を繰り返しながら成功に近づいていくものなのに、その失敗が怖くなってしまいなかなか前に進めなくなってしまうのだ。これでは本末転倒ではないか。
3.プライドだけが高くなってしまう
つまりこれらをまとめると「知識だけあって自分ではなにもせず、他人の欠点ばかりを指摘する」ようなプライドだけが高いイヤなやつになってしまうということだ。
まとめ
ノウハウを勉強することは成功への近道かもしれない。しかしあくまでもそれは「実践」がともなってのもの。ただのノウハウコレクターにならないよう、勉強したことをしっかりとアウトプットするよう意識しよう。