書写が楽しい

―なおくん先生、最近書写にハマっているそうですね。

 

「そうなんだよ。名言書写にハマっている!!!」

 

―こないだ言っていたやつですよね。Twitterで #手書きツイート というハッシュタグで検索してみるといろんな人が【お題】を手書きして写真を撮ってツイートしているっていう。

 

「うん、いろんな人の手書き文字を見るの楽しいし。それに自分が参加するのも楽しいんだ。文字を書くと癒やされるね。」

 

―文字を書く機会なんて、日常でほとんどないですね。

 

「今は、パソコンやスマホで入力することが多いからね。手書きで文字を書くこと少なくなったでしょ」

 

―ほんとです。たまに文字を書くと、漢字が思い出せなくなることがあります。

 

「よく言われるよね。ぼくは、手書きで文字を書くのが本当に好きなんだよね。だから、べつにTwitterにアップせずとも、手書きのノートに日記みたいなこと書いている」

 

―へぇ。すごいですね。

 

「うん、もう習慣になっちゃってるからね」

 

―でも、なおくん先生タイピングも相当早いですよね。それだけ、タイピングも早いのに手書きのほうが好きって、珍しいですね。

 

「タイピングも速い。タイピングソフトで昔めっちゃ練習したし。当時流行ってた、チャットでみんなの話についていけるようにすごいがんばった(笑)だから、まぁ普通の人の中では余裕で上位10%くらいには入るくらい速いと思うよ。」

 

―ですよね。そんだけ速く打てるなら、なんでもキーボードで入力したほうが効率良さそうなものですが。

 

「効率良ければいいってもんじゃないんだ。そりゃあ効率だけを求めたらキーボード入力にはかなわない。いや、もっと言えば【音声入力】が一番速い。圧倒的。」

 

―へぇ、音声入力が一番速いんですね。

 

「うん。一回自分で測ったことあるww」

 

―そうなんですか?w 手書きと、音声と、キーボードで??笑

 

「圧倒的に音声が一番。その次キーボード。一番遅いのが手書き」

 

―手書きが一番効率悪いですね。

 

現代社会の病だねww なんでも効率、効率で考えすぎなんだよ。手書きでゆっくりと、精神を集中しながら書くのってすごく気持ちいいんだよ。マインドフルネスになるし、瞑想に近い。」

 

―おお、そういうことなんですね。私は、どうしても効率ばかりを追い求めてしまっていたような気がします。手書き、やってみようかな。

 

「うん。ぜひ、やってみるといいよ」

 

―今日もいいお話をありがとうございました。

 

「こちらこそ、ありがとう」