―なおくん先生は、ノートは手書きで書くと聞いたのですが。
「そうだね。いまだに手書きで書くね。」
―どうしてパソコンを使わないんですか?
「うーん、そうだね。
手書きの方が脳を使って考えている感じがするからかな」
―たしかに手書きの方が脳が活性化するという話は聞いたことあります。
「どうしてそんなことが気になったの?」
―私も自分の思ったこととか調べたことをノートにまとめているんですが、スマホやパソコンに記録した方が便利なのかなぁと思って迷っているんです。
「なるほどー。たしかに検索なんかするには、スマホやPCの方が便利かもしれないね」
―そうですよね。でも私も手書きが好きなんです。
「へぇ。どんなところが??」
―そうですね、たとえば、色ペンで自由に書けるところとか。
あとは、紙そのもののぬくもりとか。
ページをパラパラとめくりながら眺められるところ。
モノとして存在しているところなんかも好きです。
「なるほどね。わかる。」
―なおくん先生は、どんなノート遍歴を歩まれたのですか??
「ぼくは、基本的にキャンパスノート、
いわゆる大学ノートといわれる普通のB5ノートを使ってた。」
―コンビニなどどこにでも売ってるやつですね。
どのくらいのペースで使われていたんですか。
「だいたい一ヶ月に1冊使い切る感じ」
―それはすごいペース速いですね。ほぼ毎日書いてた??
「そう。1日に2ページ、1見開き使っていた」
―そこに、なんでも書くんですか??
「だね。思ったこととか、調べたこと、気になったこと。
なんでも書いていた」
―それから、ルーズリーフ時代に入るのが2020年?
「うん、キャンパスノートだと1日ごと、時系列に
まとめられるのはいいんだけど、項目ごとに整理が
しづらいなぁって思ってね」
―ああ、切り貼り・・というかページの編集が出来ないですよね
「そうなの。そのへんがちょっとデメリットに感じて。
で、ルーズリーフならページ単位で入れ替えとかも出来るし。
ジャンルごとにまとめることもできるなぁと思って」
―試しにやってみた、と
「そうだね。ルーズリーフもなんどか過去に試して失敗したこともあったから。
とりあえず、やってみて上手くいかなかったらやめようくらいに。」
―そうしたら、もう半年以上続いているわけですね?
「うん、おかげさまで。
ルーズリーフの良いところを活かせているような気がする」
―あ、そろそろ時間ですね。
なおくん先生、今日もすばらしいお話をありがとうございました。
「こちらこそ」
―私も手書きのノートをもうしばらく続けようと思いました。