―なおくん先生は、本当に多作ですね。

その創作力の源はどんなところにあるのでしょうか?

 

「よく言われるんですが、一言でいうと好奇心ですかね」

 

―好奇心ですか?

 

「そうです。好奇心です。とにかく世界中のいろんなことを

知りたくなってしまうんですよ。本を読むことが大好きで。

映画とかエンタメ作品、お芝居とか、歴史の勉強も好き。

そーいう知識の断片がものすごく脳内にあるんです。

 

それで、そういうのを作品に投影していきたいと思ってて」

 

―なるほど、普段から興味・好奇心をもって

様々なコンテンツに触れているから、

あれだけの創造性に富んだ作品が生まれてくるわけですね

 

「ええ。でも、これが意図的に、作品を生み出すためにと

コンテンツに浸っても駄目なんですよwww

 

自分が純粋に、心底、感動できて初めて、

そのコンテンツは自分にとっての養分になるんです。

 

もちろん、自分なりに分析もしますけど。

 

感動したコンテンツが、本当に数年、それこそ

十数年経ってから、自分の作品世界に投影されることも

まれなことではありません」

 

―いつ出てくるかわからないのですね

 

「そうなんですよwwww

それが、やっぱり一般的な働き方とは違う点です。

 

ひらめきが降りてこなければ、ただのダメ人間ですからww」

 

―クリエイターとして生きていく人の課題ですね

 

「そうなんですよ。クリエイターは一般的なサラリーマンみたいな

生き方は出来ないですから。

ただ、淡々と、毎日コンテンツを生み出すだけ」

 

―なおくん先生は、ブログやTwitterYouTube、音声配信も、

本当にこまめに、そして大量に発信されていますね

 

「ええ。ぼくは多作派で、かつルーティンが大好きな作家なので。

気が向くまま衝動的に作品を生み出しつつも、

それは、もう本当にルーティンで、決まった順番で書いている」

 

―クリエイティビティと、習慣性がうまく融合していますね。

 

「ええ。このスタイルに行き着くまで数年かかりました。

でも、売れていない期間、自分のスタイルを模索したり、

いろいろなエンタメ作品にじっくりと触れる期間があったから

こその今なのかなぁと、本当にそう思っています」

 

―なおくん先生、今日も貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

「こちらこそ、ありがとうございます」