習慣化を阻むワナの手口とその対処法

習慣化しようと思ったときに、

それを阻むワナ「現状維持機能」の手口と

その対処法について書いてみようと思う。

 

1.出来ない自分を責める

2.無意味に感じてしまう

3.反応がないことをネガティブに捉えてしまう

 

1.出来ない自分を責める

「クオリティが低い」「他の人よりも出来が悪い」などと

自分の作品や継続してきたところの否定的な側面ばかりに

注視してしまいやる気がなくなってしまう。

 

これは、実は「現状維持機能」のワナかもしれない。

 

対処法としては、小さなことでも自分のことを意図的に

「褒める」ようにするとよい。できればノートに書き出すことを

おすすめする。ノートに書き出すことによって、脳の潜在意識に

まで書いたことが届きやすくなるからだ。

 

2.無意味に感じてしまう

ある時まで順調に続けられていたのに、ある日突然

「こんなことやってて意味あるのかな?」と思ってしまう。

 

これも「現状維持機能」の巧妙な手口の可能性がある。

 

対処法としては、意味なんて求めないこと。

自分が楽しくてやっているのだからそれでいい、と考えよう。

人生にそもそも意味なんてないのだ。

 

3.反応がないことをネガティブに捉えてしまう

 SNSでの投稿でよくあるケース。自分のために毎日投稿を始めた

はずなのに「いいね」や「コメント」などの反応がないと、

「無視されているのでは?」「嫌われているのでは?」と考えて

しまうケース。

 

とくに、最初の頃は反応がなくても気にしていなかったのに、

一度反応がついてしまうと、それ以降に反応がなかったことに対して

「以前よりも反応が減った」というような捉え方をしてしまいがち。

 

これも実は「現状維持機能」の巧妙な手口だったりする。

「反応がない」という事実を極度に拡大解釈して、やる気をなくして

現状にとどまらせようとする脳の働きなのだ。

 

対処法としては、他人の評価を気にしないようにする。

他人の評価は「天気」のようなもの。天気は自分ではコントロールできない。

そんな天気に一喜一憂して自分の習慣を壊すなんておろかなことだと思わないか?

 

ということで、以上、

習慣化を阻む罠「現状維持機能」の手口と

その対処法を紹介してみた。

 

まとめ

1.出来ない自分を責める

対処法→小さなことでも褒める。ノートに褒め言葉を書く。

 

2.無意味に感じてしまう

対処法→自分が楽しめればそれでOK。人生にそもそも意味なんてない。

 

3.反応がないことをネガティブに捉えてしまう

対処法→周囲の反応を気にしない。周囲の反応は「天気」のようなもの。

自分にコントロールできるものではないと知る。

 

上記のような対策をしながら、あなたの習慣化を阻む

「現状維持機能」をうまくかわして、よい習慣を作っていってほしい。