岡田斗司夫さんのニコ生で「ホームレス芸人小谷」さんという方が出ていました。この方がすごくおもしろいんです。ホームレスでありながら、twitterなどのSNSを使っていろいろな人の家に泊めてもらったりして生活をされているとのこと。
1."ネット社会"と"評価経済"と"いいひと戦略"
このホームレス小谷さんという人の生き方はとても現代の私たちに希望を与えてくれるように感じました。なぜかというと以下の3つのキーワードがあります。それが
- ネット社会
- 評価経済
- いいひと戦略
・ネット社会
スマホやiPadなどを使って路上生活をリアルタイムでストリーミング放送したりツイッター でつぶやいたりしてフォロワーを増やしたり、フォロワーの人から生活を助けてもらっているそうです。こういうことが出来るのも今のネット社会があるからこそなんだなぁと思いました。ツイッターなんかがあれば、一瞬で情報が拡散されるからこういうのは面白いですね。
・評価経済
これからの時代は貨幣よりも"評価”が価値を持つ、という考え方です。ネット社会における「ブックマーク数」とか「いいね!の数」「フォロワーの数」などの評価が、現実社会において貨幣かそれ以上の価値をもつような状態です。ネット上での信頼度や評価が数値となって可視化されているからネット上で実績を積めばどんどん援助は集まりやすくなるのだと思います。
- 作者: 岡田斗司夫
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・いいひと戦略
とにかく小谷さんは「いいひと」オーラが溢れ出ている。やっぱり人から助けてもらったり愛されたりする人ってなんか愛着のあるキャラクターをしているのだと思います。家入一真さんなんかもそうですが、どことなくダメ人間っぽくて愛されキャラのようなタイプが多くの人から愛されるのだと感じました。
2.電波少年よりもガチな放浪生活
これを見て思い出したのが「電波少年」という番組。売れない若手芸人がヒッチハイクをして世界を旅するという企画がありました。あれと似たような感じです。しかし、この小谷さんはガチなんです。電波少年は少なくとも番組の企画であり、カメラマンもいてそれがテレビ番組として放送されるというものでしたが、小谷さんのホームレス生活は本当に個人でやっていることです。なので電波少年よりも、ある意味より過激な企画といえるかもしれません。
3.人は繋がりだけで生きていけるのかも
電波少年のヒッチハイクやホームレス芸人にどうしてこんなに惹かれるのだろうと考えると、そこには「人の繋がり」とか「人の温かさ」を感じるからなのだと思います。見ず知らずの人間にご飯や住まいを提供したり、車に乗せてくれたり。人の温かさや繋がりを疑似体験させてくれるから私たちは彼らの行動を追ってしまうのだと思います。お金よりももっと大事なことに気づかせてくれます。
まとめ
いろいろな生き方をしている人がネットにはたくさんいらっしゃいます。小谷さんの生き方も、これからの時代の新しい「生き方」のひとつになるかもしれません。
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